Dental DX / AI

株式会社デンタル・デジタル・ウェルビーイング

THINKING

私たちの考え方

支援の背骨にしている三つの考え方です。
このページでは、そう考えるに至った背景まで書いています。

歯科医院が置かれている状況

従来の延長線上に、答えがない。

人が採れない

歯科衛生士の有効求人倍率は23.3倍。
しかもいま競っている相手は、近隣の歯科医院ではありません。

一般企業の労働条件が上がり、他業種と人材を取り合う時代になりました。
転職が当たり前になり、一つの職場に長く留まるという価値観も変わっています。
歯科衛生士だけでなく、助手も受付も、採用が難しくなっています。

競争が激しくなっている

いい治療をしていれば患者さんが集まる、という時代ではなくなりました。

SNSの普及で患者さんが得る情報は爆発的に増え、
求められるものも、従来の補綴治療だけでなく矯正や審美へと多様化しています。
集患にかかるコストと人的資源は、上がり続けています。

業務が旧態依然としている

私たち歯科業界は、他の業界に比べてデジタル化が大きく遅れています。

紙とFAX、口頭による伝達。人の手が必要な業務はもちろんありますが、
改善できる点は、まだ大きく残っています。

デジタル化には段階があります。紙をデータに変えるデジタイゼーション、
それを使って業務のやり方そのものを変えるデジタライゼーション、
そして、事業のあり方を組み替えるDX。

歯科業界は、第1段階すら道半ばです。

これは業界全体の構造の問題であって、院長先生一人の責任ではありません。
ただ、遅れているということは、まだ伸びしろが大きいということでもあります。

進め方の考え方

最初に入れるべきは、システムではない。

「何から手をつければいいですか」。
講演のあとで、いちばん多くいただく質問です。

私の答えはいつも同じで、情報共有と教育からです。

新しいシステムをいきなり入れても、多くの場合は定着しません。
情報が集まる場所が、まだ決まっていないからです。
「言った・言わない」「あの人しか知らない」という状態のまま道具だけ増やすと、
確認しなければならない場所が増えるだけになります。

まず、情報が集まる一つの場所をつくる。
次に、それを全員が毎日見る習慣をつくる。
この二つができて初めて、その上に載せる道具が効き始めます。

DXとAIの関係

AIは、土台の上にしか乗らない。

AIには、たった一つですが決定的な弱点があります。
物理的な体を持たないことです。

つまり、デジタル化されていないアナログな情報は、
AIにとって存在しないのと同じです。
紙のカルテも、手書きの連絡ノートも、口頭で伝えられたルールも、AIは扱えません。

いま進めるDXは、単なる業務効率化ではありません。
来るべきAI時代に備えて、組織の情報を扱える形に整えておくための先行投資です。

AI活用

  • 議事録・マニュアル作成
  • 院内ルールの検索
  • 患者説明資料
  • カルテ入力の補助
  • 数値の分析
  • 教育のフィードバック
  • 経営判断の材料

情報の土台(DX)

  • 情報が集まる一つの場所
  • 全員が毎日見る習慣
  • クラウドでの一元管理

土台のない医院にAIを入れても、
効きません。順番があります。

ここまでが、支援の背骨にしている考え方です。
実際に何をするのかは、トップページにまとめています。